個人間融資はソーシャルレンディングではありません

個人間融資掲示板をソーシャルレンディングの掲示板などという場合がありますが、横文字にして、格好良く、正当なものに見せかけているだけです。

実際には、正当なソーシャルレンディングを提供している会社もありますが、個人間融資掲示板のほとんどは、そんなきれいな言葉が似合わない、ブラック性を秘めています

そもそもソーシャルレンディングという言葉をWikiで調べました。

----------以下よりウィキペディアより引用----------
ソーシャルレンディングは、知っている人同士と知らない人同士の融資にまず分けられる。知っている人同士のサービスは2002年よりVirginMoneyが開始した。知らない人同士の融資は、さらにマーケット型とオークション型に分けられ、マーケット型はイギリスのZOPA(2005)、日本ではAQUSH(2009)とSBIソーシャルレンディング(2011)、オークション型は米国のProsper(2006)、Lending Club(2007)、日本ではManeo(2008)といったサービスが存在している。
日本では貸金業法2条1項により、金銭の貸借の媒介で業として行うものに該当し、貸金業としての登録が必要となる。また、知らない人同士の融資仲介形式となる場合、匿名組合出資契約を募集するための金融商品取引業の登録も必要になる[1]。
--------------------------------------------------
となっており、個人間融資の場を提供する場合でも、貸金業としての登録が必要なのです。
しかしながら、現在ネット上に存在する個人間融資掲示板は、このほとんどが、貸金業登録を行っていません。
そのため、個人間融資掲示板自体が無登録の貸金業者、いわいる闇金ともいえるでしょう。

そもそも個人間融資掲示板を運営している人は、どのような人なのでしょうか?
推測になりますが、そのほとんどは、闇金につながている人または業者だと思います。
現在、法律の規制により闇金業者は、借り手を探すのに苦労しています。
しかし、個人間融資掲示板であれば、毎日のように貸してほしい人が書き込みしています。
その情報を取得して、書き込み者に営業をかければ、顧客の開拓に苦労しません。

また、闇金でなくても、いわいる道具屋とよばれる業者かもしれません。
個人間融資掲示板に書き込みをする、困った人に連絡をとり、いい仕事があるやお金になるなどの甘い言葉をかけて、携帯電話や銀行口座を開設し、それを買い取りし、犯罪者に渡して、オレオレ詐欺などの道具として使われる場合があります。
もちろん、違法な契約になりますし、犯罪に使われるので、そのときはお金を受け取れたとしても、後から警察が来て、逮捕される可能性があります。

こんな危ない危険性がある個人間融資もソーシャルレンディングといってしまうと綺麗に聞こえてしまいますが、まったく綺麗ではありませんので、注意してください。